犬のアセビ中毒を知る
散歩中のアセビに注意
アセビ中毒の症状
アセビの若芽や樹皮を犬が食べる事により中毒になります。どのぐらいの量で中毒になるかは分かっていません。
よだれや嘔吐、歩き方がふらつく、心臓の鼓動が早まる、呼吸困難になるなどの症状が見られます。
アセビ中毒の原因
アセビの植物の葉や木には有毒の成分(アンドロメドトキシン、アセボビトキシン)が含まれておりこの成分が迷走神経の中枢を興奮、麻痺させ運動神経の末端をも麻痺させてしまい、これらの症状が現れます。
アセビ中毒の予防・診断・治療
診断
犬の症状から診断を行います。犬がいつも通っている散歩コースにアセビはなっているのかも重要な診断要素になります。
治療
硫酸アトロピンの皮下注射を行い治療します。